2005年5月23日
過日、このブログに「広告系・編集系・調査系」というタイトルで記事を書き、月刊「アイ・エム・プレス」のようなビジネス誌では、ストーリーとロジックの双方が求められると述べたが、なんと今日の日経朝刊15面に「スキル重視 修正の動き ビジネスの武器は論理力」という記事が掲載されていた。不思議なもので、時代の気分というのはなんとなく伝わるものである。
日経の記事では、これを一時期の「英語力やITといったスキル重視の傾向を修正する動き」としてとらえ、グロービスの論理的思考法講座や、社員教育のデシジョンシステムとTOEICを運営する米国のETSグループが共同開発した論理力の試験「TOLAP」の好調ぶりを引き合いに出している。
弊誌の編集スタッフの場合には、スキルは文字通り編集およびライティング。それに加えてこの分野のナレッジが必要なわけだが、ロジックやストーリーというのは、これらをクロスさせたところの話なのかな? いずれにしても、日経を読んで、弊誌のスタッフにもTOLAPを受けさせてみようかな? とちょっと思った。