請求書イノベーション

2006年2月1日

今日は終日雨で、憂鬱なお天気でしたね。
そこで少し楽し目の話題をひとつ。
写真は、弊社の表紙の絵を描いてくださっている、
画家(の卵?)のおじゃらさんの請求書です。
(私の携帯のカメラの画素数の問題もありますが、
ものがものだけに、いつも以上にぼけた写真ですみません)
おじゃらさんは毎回、自らの手によるイラストをあしらった、
写真のようなきれいな請求書を送ってくださいます。
イラストは毎回違って、請求書が届くのが楽しみなぐらい(??)。
最近では、同封のレターにも手書きのデザインが施してあり、
弊社の経理の女性は、捨てるのがもったいないと、
毎回、請求書とあわせてレターも保存しているそうな。
一方では、「将来値が出るかも!」と、
その様子をしっかりチェックしているしっかり者の社員も。
一昨年の月刊「アイ・エム・プレス」ビジネスセミナーで、
日本ランズエンドの藤岡さんがご講演くださったときに、
トランザクショナル・メールの話しをしてくださいました。
これは、欠品のお詫びや入荷案内など、取引にかかわる連絡メールに、
なにかひと言コメントを書き添えることで、
ブランディングやクロスセリングを図るというもの。
事務的な請求書も、このように工夫すれば、
おじゃらさんへの社内の好感度は大幅アップ。
リピートオーダーに繋がる確率は大ですね。
一般の企業では、ここまで大胆な取り組みはできないかもしれませんが、
こうした小さな工夫の積み重ねが、大切だと思います。