昨日は、神保町にある紅茶専門店および紅茶の小売・卸売を手がけられる
セイロンティーセンタージャパンにインタビューに出かけたところ、
辺りでは「第10回神田小川町雪だるまフェア」が開催されていた。
インタビュー終了後、同社社長がフェアの様子を見に行かれるというので、
どんなものかとご一緒してみると、神保町から小川町にかけての靖国通り沿いに
写真のような四角い大きな雪の塊が一定の間隔で並んでいた。
この塊を削って、これから雪だるまを作ろうというところだったらしい。
神田すずらん通り商店街振興組合の専務理事も担われる、
同社社長の高野さんによると、なんでもこの雪の塊には、
解けにくいように何らかのモノ(?)が配合されているそうで、
終了後もその場で解けるに任せるわけにはいかず、
この雪を運んできた群馬県は嬬恋村に回収されるのだとか。
雪の塊の横には、写真のようなパネルが置かれており、
そこにこれから作ろうとしている雪だるまの名前や、
イベント会場の地図、そして「#yukidaruma」という
Twitterのハッシュタグが記されている。
実際に千代田区観光協会のWebサイト上の
雪だるまフェアの案内を訪れてみると、
ページの左側にTwitterの書き込みを表示する窓が作られ、
ハッシュタグを付けた書き込みが次々に表示されている。
関係者のものらしき書き込みによると、
ハッシュタグは昨年から用意しているとのことだが、
単なる感想だけではなく、自ら撮影した雪だるまの写真を紹介する人も多く、
街のイベントでもこれだけ多くの書き込みがなされるのかと、
Twitterのパワーを目の当たりにする思いだ。
また、靖国通りを御茶ノ水方面に入った広場には、
かまくらがあったり、群馬のB級グルメの屋台が出ていたりして、なんだか楽しそう。
キャベツ焼きや焼きまんじゅう、けんちん汁、岩魚、山女塩焼き等々、
お決まりの縁日メニューとは一味違うところがいい。
私が訪れたのは昨日のまだ早い時間だったので、
残念ながら、雪だるまのみならず、屋台も準備中だったが、
きっと今日・明日には美味しいものがたくさん用意されているのだろう。
神保町・小川町近辺の方、小さなお子さんがいらっしゃる方は、
この土日に足を運ばれてみてはいかが?
都会っ子は、滅多にない雪遊びができて大喜びの様子だ。
街のイベントでもTwitterが大活躍! 神田小川町雪だるまフェア
2011年1月15日