昨日、今日と、妙に虫づいている。
昨日は大きなハエ。そして今日は、黄金に輝く虫だ。
昨日、ハエと出会ったのは、かかりつけの歯医者さんでのこと。
大口を開けて歯石を取ってもらっているところに、
大きなハエがブーンと飛んできて、危うく口の中に入るところだった。
かたや歯科衛生士さんは、自分に向かってきたと思ったらしい。
歯医者さんにハエがいるなんて、ありえないよね!
“ハエ取り紙”でもぶら下げたら? と2人で大笑いしたのだが、
その数分後、今度は院長先生に見てもらっていると、
すぐ横でバサッという大きな音がした。
思わず顔を上げると、歯科衛生士さんの1人が新聞紙を丸めて、
ハエを思い切り叩いて、やっつけることに成功したらしい。
歯医者さんとは思えない光景に再度笑ってしまったのだが、
さすがにキマリが悪いのか、院長が涼しい顔をして治療を続けているのが、
これに輪をかけておかしく、口を空けたまま笑いをこらえるのが大変だった。
そして今日。会社に向かう電車の中で、ネットビジネスの校正をしていると、
なにかがブーンと飛んできて、B4版の校正紙の上に止まった。
今度は直径5ミリ弱の小さな虫で、茶色のテントウムシのような固い甲から、
何と黄金に輝く頭が亀のように突き出し、なかなかどうして可愛らしい奴であった。
ことの次第に気づいた隣のオジサンが「珍しいですね」と声をかけてきて、
私も「頭が金色ですよ!」などと応酬、車内には楽しげな雰囲気が広がった。
残念なのは、ケータイの電池が切れていたこと。
写メを撮って、それこそこのブログのタイトル(通勤電車)よろしく、
ブログにアップしようかと思ったのだが、ままならなかった。
なんと言っても、黄金の頭の虫が校正紙にとまったのだから、
ネットビジネスの本はヒットするに違いないと思うおめでたい私。
このブログをご覧の皆様、ぜひよろしくお願いいたします!
しかし、あの虫の名前はなんていうのだろう?
特徴をテキストデータで入力すると、該当する複数の虫の写真が表示され、
「これ」と選択すると、虫の名前が出てくるようなサイトはないものか?
そんなことを考えるのは、ネットビジネスの校正で、
頭がやられてきている証拠だろうか?
虫の話
2007年6月28日