虫の話

2007年6月28日

昨日、今日と、妙に虫づいている。
昨日は大きなハエ。そして今日は、黄金に輝く虫だ。
昨日、ハエと出会ったのは、かかりつけの歯医者さんでのこと。
大口を開けて歯石を取ってもらっているところに、
大きなハエがブーンと飛んできて、危うく口の中に入るところだった。
かたや歯科衛生士さんは、自分に向かってきたと思ったらしい。
歯医者さんにハエがいるなんて、ありえないよね!
“ハエ取り紙”でもぶら下げたら? と2人で大笑いしたのだが、
その数分後、今度は院長先生に見てもらっていると、
すぐ横でバサッという大きな音がした。
思わず顔を上げると、歯科衛生士さんの1人が新聞紙を丸めて、
ハエを思い切り叩いて、やっつけることに成功したらしい。
歯医者さんとは思えない光景に再度笑ってしまったのだが、
さすがにキマリが悪いのか、院長が涼しい顔をして治療を続けているのが、
これに輪をかけておかしく、口を空けたまま笑いをこらえるのが大変だった。
そして今日。会社に向かう電車の中で、ネットビジネスの校正をしていると、
なにかがブーンと飛んできて、B4版の校正紙の上に止まった。
今度は直径5ミリ弱の小さな虫で、茶色のテントウムシのような固い甲から、
何と黄金に輝く頭が亀のように突き出し、なかなかどうして可愛らしい奴であった。
ことの次第に気づいた隣のオジサンが「珍しいですね」と声をかけてきて、
私も「頭が金色ですよ!」などと応酬、車内には楽しげな雰囲気が広がった。
残念なのは、ケータイの電池が切れていたこと。
写メを撮って、それこそこのブログのタイトル(通勤電車)よろしく、
ブログにアップしようかと思ったのだが、ままならなかった。
なんと言っても、黄金の頭の虫が校正紙にとまったのだから、
ネットビジネスの本はヒットするに違いないと思うおめでたい私。
このブログをご覧の皆様、ぜひよろしくお願いいたします!
しかし、あの虫の名前はなんていうのだろう?
特徴をテキストデータで入力すると、該当する複数の虫の写真が表示され、
「これ」と選択すると、虫の名前が出てくるようなサイトはないものか?
そんなことを考えるのは、ネットビジネスの校正で、
頭がやられてきている証拠だろうか?