昨日は、薬事法改正案に対する意見説明会に行って来た。
主催者は、ケンコーコムをはじめとする、
医薬品のネット販売に従事する薬局・薬店14社が組織する、
「インターネット販売のあり方を考える薬局・薬店の会」。
昨日の朝10時、同会が厚生労働大臣宛に
「薬局・薬店による医薬品のネット販売に関する要望書」を
提出したことを受けて、マスコミを対象に、
その経緯や主旨を説明する記者会見を開催したのだ。
会場は、六本木ヒルズの森タワー。
折りしもライブドアのニュースが大々的に報じられた直後とあって、
なんだかドキドキしながら会場に向かったが、
そもそもから風が強かったところに
ビル風とライブドア旋風が加わってか、
決してスマートとは言えない私でさえも吹き飛ばされそうな
突風が吹き荒れており、なんと二回もよろめいてしまった。
期待した地検やホリエモンの姿は見られず。
さて、要望書の主旨は、近く厚生労働省から提出予定の
薬事法改正案が、薬局・薬店による医薬品の通信販売を、
一部の医薬品についてのみ限定的かつ条件付きで容認するなど、
ネット販売に消極的と見られる内容になっていることを受けて、
「ネット販売は対面販売に準じる」という観点からの検討を求めたもの。
配布資料によると、通信販売が認められる商品群には、
うがい薬、ビタミン剤、便秘薬、整腸薬の一部は名を連ねているものの、
たとえば「ルル」(風邪薬)や「タケダ漢方便秘薬」、
「ボラギノール」(痔の薬)はNGのようだ。
お年寄りや、体の不自由な方にとっては、
インターネットでの日常薬の購入は便利だろうに・・・。
詳細は、下記のサイトをご参照ください。
http://www.kenko.com/company/pr/archives/2006/01/lbguiclbgvvjob_1.html
なお、ケンコーコムの後藤社長は、
来る1月26日の弊社ビジネスセミナーで講演される。
テーマはブログとアフィリエイトの事例だが、
要望書の話しも聞けるかもしれない。
薬事法改正案
2006年1月20日