薬事法改正案

2006年1月20日

昨日は、薬事法改正案に対する意見説明会に行って来た。
主催者は、ケンコーコムをはじめとする、
医薬品のネット販売に従事する薬局・薬店14社が組織する、
「インターネット販売のあり方を考える薬局・薬店の会」。
昨日の朝10時、同会が厚生労働大臣宛に
「薬局・薬店による医薬品のネット販売に関する要望書」を
提出したことを受けて、マスコミを対象に、
その経緯や主旨を説明する記者会見を開催したのだ。
会場は、六本木ヒルズの森タワー。
折りしもライブドアのニュースが大々的に報じられた直後とあって、
なんだかドキドキしながら会場に向かったが、
そもそもから風が強かったところに
ビル風とライブドア旋風が加わってか、
決してスマートとは言えない私でさえも吹き飛ばされそうな
突風が吹き荒れており、なんと二回もよろめいてしまった。
期待した地検やホリエモンの姿は見られず。
さて、要望書の主旨は、近く厚生労働省から提出予定の
薬事法改正案が、薬局・薬店による医薬品の通信販売を、
一部の医薬品についてのみ限定的かつ条件付きで容認するなど、
ネット販売に消極的と見られる内容になっていることを受けて、
「ネット販売は対面販売に準じる」という観点からの検討を求めたもの。
配布資料によると、通信販売が認められる商品群には、
うがい薬、ビタミン剤、便秘薬、整腸薬の一部は名を連ねているものの、
たとえば「ルル」(風邪薬)や「タケダ漢方便秘薬」、
「ボラギノール」(痔の薬)はNGのようだ。
お年寄りや、体の不自由な方にとっては、
インターネットでの日常薬の購入は便利だろうに・・・。
詳細は、下記のサイトをご参照ください。
http://www.kenko.com/company/pr/archives/2006/01/lbguiclbgvvjob_1.html
なお、ケンコーコムの後藤社長は、
来る1月26日の弊社ビジネスセミナーで講演される。
テーマはブログとアフィリエイトの事例だが、
要望書の話しも聞けるかもしれない。