金曜日は、弊社主催、コダック㈱ネクスプレスソリューションズ、
およびコダックヴァーサマークジャパン㈱協賛の
第9回CRMソリューションセミナーだった。
会場は東京・神谷町の東京アメリカンクラブの200人を収容する大ホール。
いつものCRMソリューションセミナーは100人規模で実施しているので
200人となると受け付け業務もたいへん。
社員に加えてアルバイト3名の5人体制で、200人のお客様に対応した。
さて、今回のCRMソリューションセミナーのテーマは、
「レスポンス率・収益を向上するメディアセレクション戦略
デジタル時代のDM活用最新事例に学ぶ」。
㈱博報堂 ブランドソリューションマーケティングセンター
キャンペーンセキュリティマネジメント部
カスタマーマーケティングディレクターの猪川さんによる
「ユビキタス時代のダイレクトメール」と題した基調講演に続き、
以下の2つのケーススタディが発表された。
ケーススタディのひとつ目は、
ビー・エム・ダブリュー㈱ マーケティング・ディビジョン
ディーラー・マーケティング マネージャーの加藤さんによる
「こだわる事。ダイナミックである事。CIを守る事。BMWとDMの関係」。
会場では、2005年のDM大賞を受賞した作品、
「The new BMW 7 Series Debut Special 7 Days」も回覧され、
その手の込んだつくりに圧倒された。現物を目の当たりにしないと、
そのインパクトは伝わらないかもしれないが、
五木寛之の文庫本「雨の日には車をみがいて」が、
シルバーの豪華なパッケージの中央にドカーンと同封されているのだ。
2つ目のケーススタディは、㈱ウィル・コーポレーション
情報・印刷事業部 開発部 アカウントディレクターの
平戸理英さんによる「顧客心理の襞を読む。
DMコミュニケーション最大活用事例」。
同社は印刷会社と通信販売会社という2つの顔を持つが、
自社が提供するDM関連のソリューションを
自社の通信販売部門やクライアントの事例を交えて
紹介していただいた。
最後に、本セミナーの締めくくりとして、
「レスポンス率・収益を向上するメディアセレクション戦略とは」
と題したパネルディスカッションを開催。
ダイレクトメール推進協議会の吉川さんの司会のもと、
ケーススタディを発表していただいた2名の講師に加え、
㈱ベネッセコーポレーション 高校教育カンパニー本部
新規事業開発グループ マーケティングの堤さんに、
パネラーをお引き受けいただいた。
全体を通して、各講師のDMに対する熱い想いやこだわりが感じられ、
なかなか良いセミナーだったと想う。
お忙しい中、ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
そして、今回は参加できなかったという方は、
月刊「アイ・エム・プレス」にリポートを掲載しますので、
そちらをご覧ください。
第9回CRMソリューションセミナー
2006年5月28日