社長ブログ

2005年4月30日

今さらながらだが、社長ブログが流行っている。
たとえば、ホリエモンのブログ
その日の仕事のスケジュールをはじめ、
行きつけの店やお気に入りのモノなど個人的な情報も記されている。
別に気に入っているわけではないが、
私も自宅のPCの「お気に入り」に登録しており、
よくまあこんなに忙しいスケジュールをこなせるものだと感心している。
だって、1日に7つぐらい会議やら来客やらがあったりするんだもの。
私だったら、7つもの予定をこなした日には、
メールチェックやら雑用やらをすませた暁には深夜に及び、
行きつけのラーメン屋か焼鳥屋かおでん屋でビール1本飲むか、
コンビニ弁当で夕食を済ませてしまうところだが、
ホリエモンは7つの予定をこなした日もグルメなお店に足を運んで、
豪華な夕食をとっているみたいだ。
(アンタとは年齢が違うよ、とか言わないでくださいよ!)
なんだか、あらぬ方向に話が進んでしまったが、
今日は、社長ブログ流行の理由について考えてみようと思ったのだ。
まずは、世間的には「社長=偉い人」ということになっているので、
その行動・思想などを知り、(反面教師だったとしても)参考にしたい
と思う人が多いということが挙げられるだろう。
まあ、わかりやすいところで言えば、宮内庁御用達ではないが、
社長御用達が飲食店のブランドになったりするということだ。
また、特にホリエモンなど、時の話題の社長であれば、
その行動から、マスコミ報道に先がけて、
最新ニュースが得られるかもしれないという期待もあるだろう。
(そう言えば、昔、「小泉メールマガジン」というのが、確か100万部以上の発行部数を誇ったことがありましたよね。)
しかし、「社長ブログ=ビジネスブログ」という視点で考えた場合、
上記の2点もさることながら、その会社の理念や戦略の背景にある物語が、
最高経営責任者としての権限と責任のもとに発信されるということが

発信側の企業にとっても、また、その利害集団である読み手にとっても、
最大のメリットなのではないだろうか。
もちろん、こんな会社の商品はゼッタイ買わないぞ!
と心に決めることができるのを含めて、である。
(利害集団とは顧客、株主、従業員、取引先、地域住民など、企業を取り巻く利害関係者のことだが、社長ブログの読者も、何らかの利害関係者と言えるのではないだろうか。)
かく言う私も、月刊「アイ・エム・プレス」の発行人であるだけでなく、
社長でもあるので、こんなことを書いちゃうととっても荷が重くなるのだが、
ブログを始めてしまった以上、もう後戻りはできない気がしている。
月刊「アイ・エム・プレス」5月号のブログ特集の座談会で、
ドゥ・ハウスの喜山さんが言われていた囲い込む → 飛び込むというのは、
こういうことなんじゃないかな~。
※今日はお休みなので、私の使っているブログのASPの使い方を、ちょっと勉強してみました。なんだ、色々できるんじゃない! でも、色の種類がしかないので、なんだか下品な感じになってしまった。こんなことやっていると4倍ぐらい時間がかかるので、これはゴールデンウィーク特別仕様ということで・・・。って言うか、さっきから何度もやり直しているので、これが最初で最後だったりするかもしれない。どうしても最後の湯飲み茶碗の位置が決まらないのだった。