楽天が紙媒体を

2007年4月9日

今朝、出勤時に、JR御茶ノ水の駅前で、楽天が紙媒体を配っていた。
B5版・8ページ、中綴じのパンフレットで、表紙には楽天市場のロゴと共に、
「あなたのキャンパスライフ 楽天が応援します!」というキャッチが記されている。
中面を読んでみると、3月26日~4月16日に「大学生だけの限定SALE!」を
開催しているとのことで、8ページ立てのパンフレットのあちこちに、
「マジ!? グッチの財布が2,000円!」
「うおーっ! プラダのベルトが1,000円!」
「ウソ!? ヴィトンの財布が980円!」
などのびっくりマーク付きコピーが商品写真と共に配置されている。
なんだか昔の通販カタログを見ているようだが、アクセス方法はネットのみ。
ケータイ版楽天市場にアクセス、QRコードでアクセス、
ケータイからの空メール送信のいずれかの方法でエントリーすると、
4月下旬に各ショップからセールのスタート時間が連絡されてくるらしい。

ターゲットである大学生が行き交う街ということでお茶の水を選んだのだろうが、
それはともかく、ネット専業企業が紙媒体を配っているのを見たのははじめて。
米国ではアマゾンが紙カタログを発行、Eベイも紙DMを送付していると聞くが、
日本のネット専業企業も紙媒体に注目し始めているということなのだろうか?