昨日、2月25日は月刊『アイ・エム・プレス』3月号の発行日でした。
同号の特集は、「目指せ!“感動”コールセンター」。
(株)アイ・エム・プレスが1998年から実施している
「テレマーケティングおよびコールセンターに関する調査」によると、
本調査開始時点では、コールセンターにおけるB to C業務は
「注文・御用聞き」が1位であったものが、
2年後の2000年調査からは、それまで2位に甘んじていた
カスタマー・サービス系の業務が1位となり、
いわばマーケティング(セールス/プロモーション)から
サービスへとその業務内容をシフトさせていきました。
しかし、かつてのような経済成長が望めない中、
サービスにその業容をシフトさせたコールセンターには、
「生産性の向上」という課題が突きつけられました。
実際に弊社の調査結果を見ても、コールセンターにおける業務内容が
マーケティングからサービスへとシフトするのと足並みを揃えて、
“コールセンター運営に関する評価指標”が取り沙汰されるようになっています。
その背景には、マーケティング系の業務と比較して、サービス系の業務では、
そのROIを「見える化」するのが容易ではないことが挙げられるでしょう。
こうした中、各社のコールセンターでは、この10年ほどの間、
マネジメントの工夫やIT・アウトソーシングの活用などにより、
生産性の向上に努めてきました。
しかし、先行各社においてそうした努力が一巡する中で、
一昨年当たりから、「カスタマー・エンゲージメント」
「カスタマー・エクスペリエンス」などのキーワードのもと、
コールセンターにおいて“いかにお客さまの期待を上回るサービスを提供し、
お客さまを感動させるか”が注目されはじめています。
そこで、月刊『アイ・エム・プレス』3月号では、
「目指せ!“感動”コールセンター」を特集。
4社のコールセンターのケーススタディと、
かつて、弊誌のコメンテーターを担っていただいたこともある
(株)ラーニングイット 取締役 畑中伸介さんのインタビューを通して、
お客さまを感動させるコールセンター運営の秘訣に迫りました。
このほか、月刊『アイ・エム・プレス』3月号には、
レスポンス広告やコールセンター、
ソーシャルメディアなどの顧客接点の運用に関する連載、
通信販売やCRMに関する連載も多数掲載。
誌名の由来であるインタラクティブ・マーケティング、
すなわち、オンライン&オフライン双方の顧客接点を活用した、
「お客さまとの“対話”を重視した企業活動」のヒントが詰まっています。
月刊『アイ・エム・プレス』3月号の詳細は、こちらをご参照ください。
月刊『アイ・エム・プレス』3月号の特集は、「目指せ! “感動”コールセンター」
2012年2月26日