今週は月刊『アイ・エム・プレス』の締め切りで、大童だった。
10月25日発行号の特集テーマは、ケータイ通販。シーエーモバイル、ニッセン、
ネットプライス、モバコレの4社のケーススタディに加えて、
弊誌が独自に行ったケータイ通販の利用経験やイメージ、
今後の利用意向などに関する生活者調査結果を掲載する。
このほか10月25日発行号では、テレビの秋の新番組ではないが、
2本の新連載もスタートする。ひとつは、マーケティングをテーマにした
ブログポータル「マーケティングブロガーズ.jp」でもおなじみの、
金森マーケティング事務所の金森さんのマーケティングに関する企画。
もうひとつは、CRM支援市場の現状を分野ごとにリポートする企画で、
連載第一回の今回は、「テキストマイニング」市場にフォーカスする。
もちろん、すでにおなじみの連載執筆陣も元気いっぱい。
中でも私自身は、eマーケティング・ストラテジー社の
ルス・スティーブンスさんの連載が印象に残った。
今回の連載テーマは、検索エンジンマーケティング。
リスティング広告におけるキーワードの価格が総じて高騰し、
利益の確保が困難になっているという米国の最新事情を紹介すると同時に、
こうした事態に立ち向かうマーケターによる数々の取り組みを紹介している。
記事に取り上げられていたたくさんの取り組みのうちのひとつは、
テーマを絞ったバーティカル(垂直的)な検索サイトを利用するということだが、
弊社がこのほど立ち上げた「マーケティング支援.jp」も、
“マーケティング”をテーマとしたバーティカルな検索サイトに違いない。
ご存じの通り、キーワードの価格の高騰は、何も海の向こうだけの話ではない。
締め切りの最中、ルス・スティーブンスさんの英文原稿と翻訳原稿を
ねじり鉢巻状態(本当にしてたわけじゃないですよ!)で付き合わせながら、
私は「マーケティング支援.jp」をもっと、もっとパワーアップしていかねばと心に誓ったのであった。
月刊『アイ・エム・プレス』10月25日発行号
2007年10月6日