昨日のブログに、うまく説明できなかったときに
「日本人じゃないもので」とごまかすのが流行っていると書いたら、
「日本に帰ってきて間もないもので」という言い訳や、
その言い訳に対する「お前はいつから地球に住んでいるんだ！」
という上司の名台詞などがコメント欄に書き込まれ、
意に反して国籍詐称事件で盛り上がってしまった。
そしてそのコメントのことを弊社スタッフに話したら、
今度は宇宙人を気取って「地球人じゃないもので」とか、
「地球に来て間もないもので」と言うようにします！
と言われてしまった。いやはや・・・である。
そう言えば、説明下手とは違うが、
物忘れが甚だしいというのも、最近、よく見聞きする現象だ。
ちょっと前に電車の中吊り広告で見たSPAの最近の号にも、
若年性アルツハイマーの記事が掲載されていたようだ。
この「すみません。私、アルツハイマーなもので」という台詞も、
指示をうっかり忘れてしまった時などの言い訳に使われがちだが、
こちらのほうは私も他人のことは言えない。
最近放映されている「あなたは一昨日の晩御飯を思い出せますか？」
みたいなテレビCMを見るたびに「なんだったっけ？」と
一昨日の夕食を思い出そうと必死になるのは私だけ？
昨日、弊誌のライターさんとランチをしつつ、
このテレビCMの話になったのだが、
その場で実際に思い出そうとしてみると、
以下のように「現在」への関連性が高い事柄から順番に、
（ライター曰く）「脳のシナプスを辿るかのように」
一昨日の夕食のメニューにたどり着くことがわかった。
①一昨日の曜日を想起
　　　↓
②その日の主な出来事を想起
　　　↓
③その日の食材の調達方法を想起
　　　↓
④調達したのに食べ切れなかった食材（＝イカ）を想起
　　　↓
⑤食べ切れなかった食材と一緒に食べたものを想起
⑤のプロセスで真っ先に思い出したのは、イカにかけた酢味噌。
そこでも、「関連性の高い順番」を遵守しているのがいじましい。
しかし、脳のシナプスって、そういうのだったかな？？