昨日は長野県上田市に本社を置くＩＴ企業の女性経営者であるＭさんの訪問を受けた。Ｍさんは、今で言うコールセンターサービス会社マネジャーを経て起業。視覚障害者向け点字と音声による通信販売や、テレビ電話を駆使した高齢者の在宅ケア事業など、電気通信メディアを駆使したさまざまな社会貢献型事業を手がけてこられた。
現在、Ｍさんが手がけておられるのは、女性向けの健康情報端末の開発・販売。これはＭさんが、今を去る数年前から手がけておられるプロジェクトで、何年か前に弊社も調査のお手伝いをさせていただいた。
あれから３年も経っただろうか。こちらはその後の状況が気にはなるものの、Good Newsがあればご連絡があるはずと思いつつもほぼ忘れかけていたが、Ｍさんはこの３年間、試作機の改善やらアライアンスの可能性のある企業へのヒアリングやらを継続されていたようだ。
昨日のブログでは、ドッグイヤーならずチーターイヤーなどと書いたが、ご自身の夢を長期スパンで（調査からは３年だが、Ｍさんはもっと前からこのプロジェクトに関与されていたはず）追いかけておられるＭさんに頭が下がる思いがした。
弊社は月刊誌を発行していることもあり、どうしてもバタバタしてしまうが、Mさんを見習って、もっと腰を据えた仕事がしたいものだ。