先日、以前に弊誌で連載をされていた権八さんの新刊を紹介したが、
今度は弊誌のコメンテーターをお引き受けいただいている
ルディー和子さんの新刊が届いた。タイトルは下記だ。
マーケティングは消費者に勝てるか?
消費者の「無意識」VS売り手の「意識」
本書のタイトルを見たときに、まっさきにイメージしたのは、
最近、耳にするようになった「ビジネスは顧客との戦い」とか、
「マーケット・シェアからマインド・シェアへ」という台詞だ。
「はじめに」を見ると、筆者が本書を書くに至った動機に続いて、
「本書が、消費者との戦いに挑む皆様方に
ほんのちょっとしたヒントやアイデアを提供することができたら、
あるいはほんのちょっとした元気を提供することができたら、
筆者にとってはこの上もない幸せです」とある。
きっと、私のイメージは当たらずと言えど遠からずなのだろう。
本文は、以下の七章から構成されている。
第一章 消費者の心を理解することなどできるのか?
第二章 消費者の頭のなかはどうなっているのか?
第三章 需要予測はどこまで可能なのか?
第四章 ブームは予測できないのか?
第五章 消費者心理を反映した価格を予測することはできるのか?
第六章 顧客データベースは万能薬か?
第七章 マーケティングは消費者に勝てるのか?
なお、本書の出版社はダイヤモンド社、価格は1800円。
9月1日発行なので、あせって本屋さんに走っても、
置いてあるかどうかは不明。事前にお問い合わせを!
ルディー和子さんの新刊
2005年8月29日