マンガのフリーマガジン

2007年5月15日

「R25」やら「L25」やら、フリーマガジン全盛の今日この頃だが、
マンガのフリーマガジンがあるのをご存じだろうか?
その名は「コミック・ガンボ」。今年の1月16日に創刊したそうで、
私自身はこれまでに2回ほど、御茶ノ水の駅前で配布しているのを見かけた。
写真は、今朝受け取ったばかりの18号。

B5版・220ページ以上のボリュームで、
隣で「ビッグイシュー」を販売しているホームレスのおじさんも、
心なしか、もうひとつ押されぎみだ。
一体、どういう仕組みなのかとWebサイトを詳しく見てみると、
コンテンツであるマンガは、写真の紙媒体のみならず、
Webやケータイサイトにもアップされており、誰でも無料で閲覧可能。
Webサイト上では、「ガンボマンガ検索」やタグ付けなどに加え、
掲示板、SNS、チャットなどのコミュニティ・ツールも充実しているとか。
つまりは、漫画家の卵に発表の場を提供したり、
漫画家とマンガファン、あるいはマンガファン同士の
コミュニケーションを促進する機能が盛り込まれているのだろう。
この「コミック・ガンボ」事業は、広告モデルで運営されているとのこと。
サイト上には、「雑誌掲載の純広告やサイト上のバナー販売だけでなく、
広告タイアップのオリジナルマンガの提案や同梱サンプリング等、
新しい広告価値の創造を進めております」と記されている。
ちなみに、過日、弊社に届いたニュースリリースによると、
最近では、30秒ほどディスプレイに表示される広告を見ていると、
飲料が無料になる自動販売機も登場したとか。
広告の効果が・・・と言っている傍らで、
新たな広告メディアがどんどん増えていくなぁ。