今日は、弊社が発行している月刊「アイ・エム・プレス」の、
ブログ特集の対談を行った。対談者は、弊誌のコメンテーターである
稲垣さんが代表を務めるドウ・ハウスの喜山さんと、
「ビジネス ブログ ブック」(毎日コミュニケーションズ刊)
の共著者のひとりであるカレンの四家さん。
私は、この世界に詳しいお2人の対談の進行役を勤めさせていただいた。
「発信する生活者を支援する」という視点から、
インターネット、ひいてはブログに注目するドウ・ハウスと、
メッセージを効果的に伝えて売りにつなげる、
「ベスト・メッセージング・カンパニー」の視点から、
これらに注目するカレン。ブログへの熱い想いは共通だが、
その取り組みや発言には、各々のスタート地点の違いというか、
文化の違いというかも感じられ、面白かった。
ドウ・ハウスのスタート地点=聞く、コミュニケーション
カレン=メッセージング・カンパニー
と言うと、わかりやすいだろうか?
しかし、この違いはあくまでもスタート地点の違いであって、
ゴールはきっと同じなのだと思う。
今日の対談は両者の比較をするのが主旨ではないので、
そうした話にまでは及ばなかったが、
カレンが標榜するベスト・メッセージング・カンパニーとは、
従来型のマス的なアプローチとは一線を画した、
インターネット時代ならではの、
企業と生活者の新たな関係性を前提としているのだから。
それともうひとつ、私自身、まだブログの新入生みたいなものなので、
この世界にお詳しいお二人の発言を聞きながら、
自分の中で雲のような不確かな存在だった何かが、
少しではあるが、コンセプト・メイキングされてきたような気がする。
どういうことかって?
いま、社員に相談したいことがあると呼ばれちゃったから、
それは次号のお楽しみということに。
月刊「アイ・エム・プレス」も、いっそのことブログ化しちゃったら、
どうなんでしょうね~。
ブログ特集の座談会
2005年4月6日