月刊「アイ・エム・プレス」11月号の入稿が近づいてきた。
この土日には、いくつかの原稿を持ち帰ってチェックしているが、
中でも11月号の「CRM実践講座」はなかなかお勧めだ。
「CRM実践講座」は毎号異なるCRMの実務家に原稿を依頼、
各人の得意分野におけるCRMをテーマにリレー連載しているもので、
連載開始からすでに65回を数える。
これまで、同じ方に2回依頼したのは、1回だけだと記憶しているので、
都合、CRMの実務家64人に原稿を依頼したことになる。
すごいでしょう?
第65回の執筆者は、ブロガーとしても名高い、
通販評論家の村山らむねさん。評論家を名乗っておられるが、
自らマーケティング・コミュニケーションのプランニングも手がける。
前職の㈱イーライフの方からご紹介いただいたのをきっかけに、
ランチをご一緒したりしているうちに、
私はすっかりらむねさんのしなやかな感性の虜になってしまった。
今回の原稿のタイトルは、
“当事者意識マーケティング”が
ブログ発展のカギを握る
4ページの原稿は、以下の3章から構成されており、
らむねさんのしなやかな感性が隅々まで行き渡っているのはもちろん、
ブログに関わる最先端の、そして圧倒的と言えるほど豊富な知識や、
意外に現代的なビジネス感覚が見え隠れする。
1.ネット史上最強の口コミツール
2.ブログ・マーケティングの成功例とトラックバックセンターの可能性
3.今後のブログ・マーケティング
タイトルの“当事者意識”とは、ブロガーのコミットメントのこと。
本稿のまとめである「3.今後のブログ・マーケティング」を、
らむねさんは、今や1,000万人に迫ると言われるブロガー(作成者)の
企業、および商品・サービスへのコミットメントを高め、
ブログに書かれやすい仕組みを構築することが重要だと結んでいる。
プロとアマチュアの間の境界がなくなると言われるインターネット社会。
そこで世の中を大きく動かすのは、人間のコミットメントに違いない。
村山らむねさんの原稿が掲載された月刊「アイ・エム・プレス」
11月号は、10月25日に発売されます。お楽しみに!
ブログ・マーケティング
2005年10月2日