ビジネスセミナーは無事終了

2007年11月30日

ご報告が遅くなったが、一昨日、以前にこのブログでもご紹介した、
月刊『アイ・エム・プレス』主催の第7回ビジネスセミナーが無事、終了した。
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
今回のビジネスセミナーでは「高収益企業に見る顧客マーケティングの秘訣」
をテーマに、以下のお三方をゲストスピーカーにお迎えした。
■「顧客に喜ばれる“プロフィットセンター”の実現 
          ――テレセールスでいかに成功するか!」
(株)ジュピターテレコム テレセールス推進部 部長 島 彰宏氏
■「『サンプル百貨店』
          ――生活者参加型マーケティング成功の秘密」
(株)ルーク19 代表取締役社長 渡辺明日香氏
■「老舗テーラーの挑戦! 
          オンリーワンの実現により富裕層市場の開拓を推進」
(株)銀座テーラーグループ 専務取締役 皆川和久氏【NEW!】
私自身は会場を出たり入ったりを余儀なくされていたので
すべてを拝聴することはできなかったのだが、
以下、私なりに各講師のお話を振り返ってみよう。
ジュピターテレコムの島さんのお話ででもっとも印象に残ったのは、
お客様からかかってきたインバウンドのコール数以上に
多くの成果を上げておられるということ。
個人情報保護法などにより見込客へのアウトバウンドが困難を極める中、
インバウンドセールスが注目を浴びているが、
同社はこれを効果的に展開している好例と言えるだろう。
また、ルーク19の渡辺さんは、「サンプル百貨店」そのものもさることながら、
流通店舗経由でのサンプリングや船上でのサンプリングイベントなど、
生活者の視点とビジネスの視点を交差させることで、
次から次へと新たなアイディアを打ち出している。
大手コンビニにアプローチするに当たっては、
断られても、断られても、アプローチを繰り返してアポを取ったというが、
その営業力は、さすが元・ブリタニカのトップセールスである。
そして銀座テーラーの皆川さんは、同社の概要の紹介の後、
お客様への手紙や、ニュースレター、DMなど、
同社のさまざまな顧客接点を実際のビジュアルを見せながら紹介。
富裕層顧客へのアプローチの秘訣を、具体例を通してご紹介くださった。
私自身は以前にも取材でお世話になったことがあるのだが、
今回の皆川さんのお話をお伺いして、
同社がこれら一つ一つの顧客接点をいかに丁寧に築いているかを、
改めて痛感させられた。
ゲストスピーカーの皆さま、どうもありがとうございました。