今日はアフラック(アメリカンファミリー生命保険)に
トップインタビューに行って来た。
インタビューにお応えいただいたのは、
専務執行役員 全営業・マーケティング担当の谷貝淳さん。
同社が日本市場に進出したのは、1974年のこと。
当初、同社では日本初の「がん保険」を主体に事業を拡大してきたが、
保険にかかわる生活者のニーズの変化にともない、
今日では医療保険とがん保険を中心に、
いわゆる第三分野の保険で業界をリード。
現在の保有契約件数1,725万件のうち、
がん保険が81%、医療保険が11%を占めている。
現在の保険市場における同社の差別化ポイントは、
・ローコストオペレーションによる価格競争力
・ブランド力
・現代の生活者のニーズにあった商品コンセプト
同社は、代理店制度を採用しているが、
代理店をアソシエイツ(仲間)と称し、
対等のビジネスパートナーシップを築き上げている。
代理店には、お客様のニーズに応じた提案を行う論理力と、
お客様のことを思いやる情の双方が大切とのこと。
研修に注力すると同時に、代理店相互で成功体験を共有するなど、
ナレッジシェアリングを推進している。
このほか、代理店の生の声は、お客様の生の声でもある、
との考えのもと、複数のアドバイザリー・コミッティを設け、
代理店、お客様の情報収集も促進している。
また、お客様からの問い合わせには、
既契約者向け、見込み客向けのコールセンターが対応。
いずれの場合にも、単なる問い合わせ対応にとどまらず、
一歩踏み込んだ提案により、問い合わせを引き合いへと進化させ、
これを代理店につなぐことを目指しているという。
なお、本インタビューの詳細は、
月刊「アイ・エム・プレス」10月号に掲載されます。
取材終了後、ロゴ入りのアヒルのぬいぐるみをお土産に頂戴した。
これは、携帯ストラップにもなる小さなもので、
おなかのところを押すと、テレビでおなじみのCMソング、
「よ~く考えよう。お金は大事だよ~」が聞こえる。
ぬいぐるみは大中小さまざまなタイプがあるようだが、
中位のサイズのものは、すでに500万個も出回っているとのこと。
日本の人口や世帯数を思い浮かべても、半端な数ではない。
なお、テレビCMに登場している本物のアヒルは、
普段は動物園に預けてあるそうだ。
トップインタビュー
2005年7月20日