オフィスへの来客から、お土産に「なんちゃってオレンジ」をいただいた。
これは飲料メーカーであるチェリオが11月に発売した新製品の試作品で、
ぱっと見たところどこぞのお醤油にそっくりのパッケージデザイン。
加えて色もお醤油の色をしているのにびっくりしたが、
中身はなんのことはない、普通の「10％オレンジ果汁入り飲料」を
カラメル色素か何かでお醤油の色に近づけたものである。

客人によると、商品名の上にある「千」をかたどったマークは、
チェリオの「チ」との語呂合わせとか。
また、写真の試作品はキャップが白いが、最終製品には、
さらにどこぞのお醤油に近い赤い赤いキャップが付いているのだとか。
ネットで検索してみると、「なんちゃってオレンジ」の商品サイトがあり、
確かに赤いキャップが付いている。
http://nanchatte-cheerio.jp/main.html
いまや東京では、チェリオブランドの飲料自体、あまり見かけないが、
客人によると、関西地区ではそれなりに流通しているらしい。
企業サイトをチェックしてみると、あの懐かしい「チェリオオレンジ」は、
1967年の発売とか。確か小さい頃、夏休みに海の家とかで飲んだ気がする。
もうひとつ、小さい頃、夏休みに飲んだ飲料で懐かしいのは、
粉末飲料の「ワタナベのジュースの素」。ネットで検索してみると、
当時のCMソングがしっかりとユーチューブにアップされていた。
チェリオがオレンジジュースを醤油に似せたというのは、
“なんちゃって”の名称が示すように単なるギャグなのだろうが、
どうせなら夏場に発売すれば良かったのにと思う私である。