昨日、日本ダイレクトマーケティング学会の「第6回全国研究発表大会」が、
筑波大学大学院システム情報工学研究科との共催により開催された。
大会のテーマは、「インタラクティブを指向するダイレクトマーケティング」。
プログラムは、以下の基調講演、特別講演と6つの研究発表から構成されていた。
■基調講演:
「ファミマ・ドット・コムの成長戦略~次世代ECとコミュニケーション展開」
㈱ファミマ・ドット・コム 代表取締役社長 高田基生氏
■特別講演:
「市場のロングテール化とマーケティングの未来」
筑波大学大学院 水野誠氏
私は朝8時前に家を出て、つくばエクスプレスで会場(筑波大学)入り。
10時半からの「モバイルダイレクトマーケティング
—美容室に対する顧客来店確率に関する研究—」のコメンテーターを務めた後、
基調講演、特別講演はもちろん、2つの研究発表を聞き、
総会、懇親会に参加した後、帰路に付いた。
学会の研究発表のコメンテーターを務めたのは今年で2回目。
昨年は、ブログ記事のリンク集「ブログ・ヘッドライン」の発表だったのだが、
“コメンテーター”と言えばこちらからお願いするものだと思っていただけに、
「私がコメンテーター?」とかなりびっくりした記憶がある。
今年の担当は、前述の通り美容室というプライベートでも卑近な領域だが、
難しい分析手法を用いているだけに、分析手法に関するコメントは早々に断念。
以前に月刊「アイ・エム・プレス」で取材した某美容室の事例を参照しつつ、
発表された研究内容を実用化する上での留意点を中心にコメントすることで、
何とかコメンテーターとしての役割をクリアした(つもり[[pict:meromero2]])。
今思えば、学会と言う場やその文化に不慣れなことからくる至らない点や、
もう少しわかりやすい言い方はできなかったものかと反省する部分もあるが、
何にせよ、30分間の発表を聞いてその場で何らかのコメントを付けるというのは、
頭の訓練になることは間違いない。かなりのプレッシャーではあるが、
老化防止には効き目がありそう。
ちなみに、来年度の全国大会は、弊社オフィスから徒歩3分ぐらいの、
東洋学園大学で開催されるそうだ。
ダイレクトマーケティング学会 全国研究発表大会
2007年6月24日