タクシー広告

2006年2月26日

過日、タクシーの中で、写真のような装置に出くわした。
いつものように携帯の写真なのでわかりにくいかもしれないが、
これは運転席の後部に取り付けられた25センチ×15センチ大の
ディスプレイで、画面には高解像度の動画が流れている。
運転手さんによると、コンテンツはすべて広告。
「映画」「旅行」「音楽」など8つほどのチャンネルがあり、
乗客が画面左側のボタンで好みのチャンネルを選択する仕組みだ。
私が乗車中には、サントリーの「伊右衛門」や、
生保か損保かは忘れたが、ソニーの保険のCMが流れていた。
個々のCMの時間はテレビCMよりもかなり長いので、
それぞれがストーリー仕立てになっていたりする。
運転手さんによると、この動画広告は解像度が高いこともあって、
ビジネスマンからお年寄りや子供連れまで幅広い層に好評で、
中でも映画や旅行のチャンネルの人気が高いと言う。
コンテンツは1ヵ月半に1回ぐらいの頻度で入れ替えるとか。
そう言えば、昔、テレビ付きのタクシーが流行ったことがあったが、
最近はとんと見かけなくなったなぁ。