今日はモバイルコマース「girlswaker.com」でおなじみの
ゼイヴェルにトップインタビューに行ってきた。
週に1回は商品を入れ替えるという、
オンデマンドなビジネスを展開されているせいなのか、
大浜社長の話し方は滅茶苦茶早い。
おかげで、ただでさえ社員に「ヒッタイト文字」と言われている
私の取材メモは、本人でも判読できないような有様になってしまった。
きっと、食べるのも早いんだろうな~。
同社は、モバイルコマースの先駆者として知られているが、
TV業界出身の大浜社長曰く、コマースはコンテンツの一部であり、
同社はF1世代の女性向けの「メディア」を目指しているのだという。
インターネットで大きな収益を上げる企業は限られており、
ましてやモバイルコマースが爆発するのは、
モバイルにおけるブロードバンドが一般化する2007年頃とのこと。
そこで同社では、ただひたすら物販の拡大に走るのではなく、
ターゲットを絞込むと同時に、様々なコンテンツを供給することで、
顧客のサイト滞在時間を増大、ブランディングの強化を図っている。
モバイルコマースについては、
1,000万人に迫る会員にeメールを送れば売上げはいくらでも上がるが、
eメールの頻度が週に3回を超えると、拒否率がぐんと高まるとのこと。
そんな中、どの顧客にどのメッセージを送るかがポイントだが、
その最終判断はすべて大浜社長が自ら担っているとのこと。
また、eメールは有効な販売促進策ではあるものの、
特にF1世代はかなりの頻度でアドレスを変更しており、
eメールの送信対象となる会員数よりも、
サイトへのアクセス数にフォーカスしていきたいと言われていた。
1時間強のインタビューだったが、とにかく早口で話されたので、
インタビュー2時間分ぐらいの情報をいただいただろう。
が、今夜はまだまだ仕事が山積みなので、ここらへんで失礼。
詳細は月刊「アイ・エム・プレス」1月号をご参照ください。
写真は、大浜社長へのインタビューを行った同社ロビー壁面。
同社がターゲットとするF1世代の女性向けの雑誌が並んでいる。
ゼイヴェル取材
2005年11月18日