今年は会社の始まりがバラけているからか、朝の電車がまだ空いていますね。
今週いっぱい休んじゃおうなんて人も多いのでしょうか??
弊社は月刊『アイ・エム・プレス』1月25日発行号の入稿に向けてまっしぐら。
それもぼちぼち終わりに近付き、校正作業が断続的になってきました。
(疲れているせいか、なぜか「ですます調」になってしまいます)
さて、先日のブログで、洗剤の流通というか、買い物のことを書きましたが、
そのあとで思い出したのが、他人事ではない本の流通のことです。
書店に行ってもお目当ての本がないというのは今に始まったことではありませんが、
お正月に本屋さんに行って、またがっかりして帰ってくる結果になりました。
駅前の大型店とはいえ、自宅近辺=住宅地のことなので、
そこでビジネス書を買おうというのが間違っているのかもしれませんが、
新聞の読書欄で紹介されたばかりの本が置いてないのです。
そのときには、またか~と思いながら家路についたのものの、
帰り道で思い出したのは、それがはじめての経験ではないということです。
記憶を辿ってみると、その本屋さんでは、少なくともこれまでに3回、
今回と同じように新聞の読書欄に掲載されたばかりの本の在庫がなく、
しかも、常に注文をしないと取り寄せてくれないと言われるのです。
そういう時って迷いますよね。別の本屋さんに行けばあるかもしれないし、
アマゾンで頼めば翌日には届くと思うと、発注してから1週間以上かかる
本屋さんへの注文にはなかなか踏み切れません。
そうこうしているうちにその本のことを忘れ、読みそびれることもしばしば。
そもそも、私が本屋さんに行くのは、即刻、読みたいという場合が多いのです。
山のような種類がある本をすべて取り揃えてとは言いませんが、
全国紙で紹介されるような話題になっている本は、
売れる可能性が高いのだから、在庫を置いておけばいいのに。
自らが出版業を営むだけに、もしかしたら家庭用洗剤の流通以上に
悲惨かもしれない書籍の流通問題に、お正月から憂鬱な気分になったのでした。
世の中、なんとかしなくちゃいけないことが、目白押しですね。
そう言えば書籍の流通も・・・
2008年1月8日