先日、美容院の帰りに花屋さんの前を通りがかったら、
トマトやナスやトウガラシなど、野菜の鉢植えが売られていた。
そこで私の目に留まったのは、百数十円の大葉（青ジソ）の鉢植え。
思うところあってこれを購入し、家に持ち帰った。
思うところというのは、家計の節約になるのではと考えたこと。
そもそも大葉というのはほとんどの場合、ちょっとあればいいのに、
スーパーで束にして100円ぐらいで売られているものはともすると多すぎて、
半分ぐらい残してしまうことになりがちなのだ。
そしてこの半分ぐらい残した大葉がくせ者で、
ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れたところまではいいものの、
いつしかその存在はすっかり忘れ去られ、
気がついた時には、干からびていたりする。
5月といえば、初鰹の季節。
鰹といえばショウガやニンニク、そして大葉などの薬味が欠かせない。
私は冷蔵庫の中で恐らくは干からびているであろう大葉の存在を思い出しながら、
これなら必要な時に、必要な量だけ使えると、
百数十円の大葉の鉢植えを購入したのであった。
それから約1週間。大葉はうちのベランダですくすくと成長している。
この分だと夏に掛けて1,000円ぐらいの節約にはなると大満足の私は、
実は昨晩、校正に集中しているうちに終電を逃し、
タクシーに4,000円ちょっとを費やしてしまった。もちろん自腹である。