過日、月刊「アイ・エム・プレス」のイラストを描いている
おじゃら・りかさんから今年のカレンダーが会社に届いた。
1年分が1枚になった大きな紙がくるくると巻かれて、
長さ1メートル近くの筒状になっている。
会社で使うカレンダーはすでに充分に揃っていたので、
これは自宅で使おうと、持って帰った夜のこと。
自宅に向かう道すがら、昨年もおじゃらさんから、
同様のカレンダーをいただいたことを思い出した。
そういえば、昨年のカレンダー、どうしたっけな?
会社と自宅の壁を次々に思い起こしてみても、
おじゃらさんのカレンダーが貼られていた記憶はない。
かと言って、誰かにあげた記憶もない。
確か昨年のカレンダーも、同じように長い筒状になっており、
ダイレクトマーケティングの勉強会のときに手渡しでもらった。
と、ここまで思い出したとき、私の頭の中から、
くるくる巻かれていた癖がとれない大判の用紙を
絨毯の下に敷いて伸ばそうとしたおぼろげな記憶が蘇ってきた。
もしやそれは、おじゃらさんのカレンダー?
家に着くや否や、絨毯の四隅を次々にめくってみると、
1年間の間にくるくるが取れてピシーッとなった、
おじゃらさんの昨年のカレンダーが顔を出した。
と同時に、一昨年の暮れにそのくるくるを直そうと
絨毯の下に敷いた記憶が、手に取るように鮮明に蘇ってきた。
でも、もう終わっちゃったよ2005年。
いくら悔しがってみたところで、どうしようもない。
そして問題は今年のカレンダー。
同じようにくるくる巻かれていた癖がとれないので、
絨毯の下にでも入れないと、壁の上で反り繰り返ってしまう。
でも、いったん絨毯の下に入れたら、
また1年間忘れてしまうかもしれない。
そう思うと不安で、今年のカレンダーはくるくるのまま、
テーブルの上に置き去りにされているのであった。
いっそのこと、アイロンでもかけてみるか?
・・・というわけで、おじゃらさんゴメンナサイ。
こんな私ですが、もう来年からカレンダーはあげないなんて、
お願いだから言わないでくださいね。
昨年のカレンダーも次に同じ曜日周りの年になるまで、
絨毯の下で大切にとっておきますから。
2005年は1月1日が土曜日、2006年は日曜日、2007年は月曜日・・・。
でも、4年に1回のうるう年があるから、
この調子で2012年の1月1日が土曜日にはならないんだろうな。
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※おじゃらさんのカレンダーは、下記からダウンロードできます。
http://www.ojara.net/
サイトからダウンロードすることが前提なので、
大判のタイプはありませんが、くるくるの心配は無用。
あ、貴方がOA用紙を乱雑に保管していなければですがね。
お正月の懺悔
2006年1月8日