PASMOの不便

2007年6月20日

PASMOの定期を使い始めて、はや数ヶ月。
昨日の朝、地元の駅の改札を通ろうとすると、自動改札に引っかかった。
定期が切れたのかなと思って確認すると、
定期はすでに数日前に期限を迎えていた。
私はPASMOをプリペイドカードとしても併用していたので、
定期が切れても、あらかじめプールしておいた金額を使い切るまでは、
自動改札はスイスイと通れてしまう。
だから、定期が切れたことに気付かなかったのだ。
弊社では元社員のたつての要望により、定期は1ヶ月単位で購入することに
しているので、うっかり者の私は、すでに2回も同じ過ちを繰り返してしまった。
無駄遣いをしてしまったことを反省すると同時に、
学習効果のない自分に腹を立てつつ、定期の自動販売機に向かうと、
そこにはPASMOの発売開始時のように制服を着た説明員が立っていた。
もう何ヶ月も経つのに、まだ説明員を立たせているのねと思いつつ、
定期を購入しようと思うと、何度やってもうまくいかない。
私が困り果てていると、説明員がツカツカと歩み寄ってきて、
自動販売機の駅員を呼ぶボタンを押してくださいと言う。
いったいどうしたことなのかと聞いてみると、
PASMOの予想以上の人気に伴いカードが不足しており、
現在、新規のPASMO定期券の購入ができないのだとか。
しかし、自動販売機の場合は、新規であれ、更新であれ、
そもそもからセルフサービスで対応するかたちなので、
カードの在庫がない現在は、自動販売機の一部の機能が使えない。
すなわち、更新の顧客のみに自動販売機を開放するという操作を、
あらかじめ駅員の手作業により行うことなしには、
PSMOの定期券を販売することができないということであった。
この自動販売の機能を果たさない自動販売機を前に、
ああ、なんだかな~と思ったのは、私だけではないだろう。
PASMOができてとっても便利にはなったけれど、
なんだかもうひとつ詰めが甘いのであった。
カードの不足は需要予測のズレなので、当初はやむを得ないかもしれない。
しかし、冒頭で触れた、定期券機能とプリペイド機能が
合体しているが故の問題点は、何らかの解決の方法はないのだろうか?
私はきっと来月も同じ過ちを繰り返す気がする。
私と同じような使い方をしている方は、気をつけてくださいね。