D2 COMMUNICATIONS藤田社長にインタビュー

2008年12月23日

昨日は、月刊『アイ・エム・プレス』1月25日発行号の特集、
ケータイ・マーケティングの第3チャプターとなる、
(株)ディーツー コミュニケーションズの藤田社長へのインタビューを行った。
今回の特集では、ケータイの“面白コンテンツ”にフォーカス。
実際にゲームや検定などの“面白コンテンツ”を活用している
4社のケーススタディとあわせて、藤田社長へのインタビューを掲載する。
昨日のインタビューでは、“世界ではじめてモバイル広告とマーケティングに
特化した会社”(藤田社長)であるという同社の紹介に続いて、
以下の4項目についてお話をお伺いした。
・ケータイ・マーケティングへの注目の背景
・“面白コンテンツ”の活用状況と効果
・“面白コンテンツ”活用に当たっての留意点
・課題と展望
以下、各項目のアウトラインをサクッとご紹介しよう。
まず、注目の背景に付いては、そもそものケータイの特性に加えて、
時間やお金を気にせずに利用できる定額制の契約が増加してきたこと、
そして、このところの不況に伴う広告費削減への動きが、
ケータイ・マーケティングの追い風になっているとのこと。
次に、活用状況のところでは、「モバイル広告大賞」受賞作品、
およびその他の注目事例の中から、セブン-イレブンとダノンの事例をご紹介。
(詳細は本誌をご覧いただきたいですが、単に面白いだけではなく、
戦略面でも優れた取り組みで、実効も上がっているものばかり!)
また、留意点のところでは、企業のブランドや商品を、
いかにプロモーションのプロセスに組み込むか、
見た目だけではなく、プロセスを経験すること自体を面白くする、
バイラル(口コミ)を効果的に活用するなどを提示。
さらに課題としては、(正直、私自身もそうなのだが)
企業内の意志決定者が必ずしもケータイに慣れ親しんでいないことを踏まえ、
ケータイ・マーケティングに取り組むうえでのマネジメント上のヒントを提供。
最後の今後の展望では、いまや世界中の10代の若者がケータイに注目する中、
“面白コンテンツ”の中でもアバターによるコミュニケーションが
言語の壁を越えた世界標準の文化になるとの考えを披露された。
そうなると、モバイル先進国としての強みに、
そもそも日本のコミックが世界で注目されているという
コンテンツ面での強みが加わり、日本発のケータイ関連ビジネスが
世界各国に広がることになるかもしれない。
ちなみにディーツー コミュニケーションズでは、
この11月5日にアバターサービス「iアバター」をリリース。
その魁となることを狙っているようだ。
ディーツー コミュニケーションズの藤田社長へのインタビューが掲載された、
月刊『アイ・エム・プレス』は、1月25日に発行されます。
こちらはまだ1ヶ月以上先、加えて鬼も笑う来年の話ですが、
その前に昨日、お正月特集を盛り込んだ12月25日発行号も無事、納品。
本日、お申し込みいただければ、年内にお届けできますよ!