12月号の特集は「アウトバウンドの復権」

2009年11月1日

先週のはじめ、月刊『アイ・エム・プレス』11月号が発行された。
11月号の特集は、「アウトバウンドの復権」。
久しぶりのアウトバウンド・テレマーケティングの特集だ。

今回、アウトバウンド・テレマーケティングを特集したのは、
2005年の個人情報保護法の施行以降、
一時期は減少傾向にあったアウトバウンドが、
長引く不況の中で、再び増加傾向にあると見られるため。
アウトバウンド、中でも企業・団体からの営業や販売促進の電話には、
どうしても強引なセールスのイメージがつきまとうためか、
弊社がこの8月に行った生活者調査結果でも、
「どのような場合も受け入れられない」とする回答が45.8%を占める。
一方で、条件付きで受け入れられるとする回答で最も多いのは、
「過去に商品・サービスの購入経験がある企業からの電話」の26.8%で、
「自分にとってメリットのある情報を提供してくれる電話」が20.4%、
「時間のあるときにかかってくる電話」が17.8%、
「過去に問い合わせをしたことがある企業からの電話」が13.2%とこれに続いている。
不況の中、企業にとって積極的なセールス展開は不可欠な要素に違いない。
そこで本特集では、以下の3社のケーススタディと実務家へのインタビューを通して、
CRM視点に基づきアウトバウンドを成功させる秘訣を探った。
■ケーススタディ:
①エイボン・プロダクツ(株)
②(株)ジュピターテレコム
③日興コーディアル証券(株)
■インタビュー:
「アウトバウンドの成功はテストに基づく科学的なアプローチから」
(株)テレマーケティング ジャパン CC統括本部 
第四CCBU部長 岸川 茂市
ポイントは、個人のスキルに依拠せず、組織的な対応を実現すること
顧客分析に基づく最適なメッセージを最適なタイミングで提供すること、
そして、PDCAサイクルに基づくチューニングを怠らないことなど。
なお、弊誌では2009年9月号より、(株)プロシード 
コンサルティング事業本部 シニアコンサルタント 数矢英子さんによる
連載記事「アウトバウンド・コールをチューンアップする!」も展開中。
特集+連載で、アウトバウンド・テレマーケティング情報満載の
月刊『アイ・エム・プレス』11月号の詳細は、こちらからご覧ください。