仕事納めの風景

2008年12月28日

今年の弊社の仕事納めは、オフィシャルには26日の金曜日だった。
1人体調を壊した社員がいたこと、一部の外注原稿の仕上がりが
年明けに持ち越されたことを除けば、恐怖の年末進行をなんとかクリア、
1月25日発行号の入稿に向けての目処をかろうじて付けた格好である。
新年はオフィシャルには5日からだが、
編集スタッフは1日手前倒しして4日から出勤し、
年内にチェック出ししておいた原稿の最終確認や、校正作業を行う予定だ。
最終日は各自の残務を終えた上で、大掃除に突入、
こちらは期待通りの成果は挙げられなかったものの、
ひとまず最低限は終えたというところか。
大掃除の終了後は(中止後は、といったほうが適切かもしれないが)、
恒例の納会&体調不良の社員の代わりに入社した新人の歓迎会を開催。
役員・社員・バイトとライターやデザイナー、カメラマンなど
外部スタッフ十数名で、祝杯?を上げた。
私自身は昨日も終日仕事をしていたので、いわば昨日が御用納め。
今日から年賀状書きや大掃除、買い出し、おせち料理作りなどをはじめる。
普段家事をさぼっているだけにやることが山積みで、
それはそれで出勤したほうがましと思えるほど憂鬱な気分になる。
今年の暮れはいただいたカレンダーの数は例年並みいったところだが、
オフィスに届くクリスマスカードの多さが目を引いた。
これまでは海外から送付されてくるものを中心に数通程度だったものが、
今年は10通を軽く上回るほどの数。
年賀状よりお洒落だからとか、年賀状だと山に埋もれてしまうからとか、
いろいろと考えてのことだと思うが、届くたびに書架に飾っていたところ、
オフィスの書架はクリスマスカードでいっぱいになった。
クリスマスカードはこのようにしばし飾られるのが普通だとすると、
年賀状が宛名の人にしか見られないのに対して、多くの社員の目に留まるし、
かつ、長時間におよび見ることで、印象に残るというメリットもあるな。
さて写真は、今年、いただいたカレンダーの中で印象に残ったもののひとつ。
凸版フォームズ社のカレンダーなのだが、パッケージから本体の表紙、
そしてカレンダー部分の写真に至るまでに私の名前を施されている。

下の名前が用いられているだけに、ちょっと気恥ずかしい気もするが、
来年は卓上用としては、これを使うことにした。
そういえば今年1年間は、フォートラベル社からいただいた、
同社会員が自ら撮影してサイトにアップした、
世界各国の風景写真のカレンダーのお世話になった。
これも確か1年前のブログで紹介したっけ。
年賀状が2~3分・1回限りのコンタクトだとすると、
クリスマスカードは受け取り時の2~3分+1~2週間の継続的なコンタクト、
そしてカレンダーは1年間の継続的なコンタクトということになる。
こういうことを書くと不愉快に思う方がいらしゃるかもしれないが、
オフィスに送る年賀状やクリスマスカード、カレンダーも
ビジネスツールだとすれば、そんな観点から、
年末のご挨拶のツールを見直してみるのもアリかもしれない。