ポップアップするDM

2008年11月20日

一昨日は、凸版フォームズのイベント「INFORMATION」で、
「顧客主導型ビジネスを推進する インタラクティブ・マーケティング」と題し、
1時間半の講演を行ってきた。最初の1時間はまずまずの滑り出しだったのだが、
気がつけば時間が押して、最後はちょっと駆け足になってしまったと反省中。
当日、ご来場くださった方は、不明点などありましたら、
配布資料に記したメアドから、お気軽にお問い合わせくださいね。
さて、今日、ご紹介したかったのは、私の講演内容ではなく、
下記の写真にあるこのイベントの案内DMだ。

ケータイで撮った写真なので詳細はおわかりにならないと思うが、
定型封筒くらいのサイズ・横長の2面圧着DMで、
ビリビリと圧着面を剥がすと、
左側・中央にカラフルな矢印がポップアップする仕組みだ。
また、「OPEN」の指示に従って右上の窓を開けると、
本イベントを構成する展示とセミナーの概要が登場。
同様に右下の窓を開けると、IDとパスワードが記されており、
PCサイトにアクセスしてこれらを入力すると、
専用ページで申し込みができるほか、
プレゼントが当たるゲームにチャレンジすることもできる。
PCサイトへのアクセスや入力が煩わしいという方向けには、
パスワードやIDの横に表示されているQRコードを活用し、
ケータイから申し込むという方法も用意されている。
(写真は見本なので、パスワードとQRコードは表示されていません)
さらに、会社に戻って来場者向けのお土産を開けてみると、
そこにはカラフルなブロックでできたカレンダーが入っていた。
組み替え自在なブロックでできているだけに、
2009年だけでなく、万年カレンダーとして使えるようだ。
このカラフルなカレンダーを眺めていて気がついたのは、
前述した圧着DMからポップアップする矢印が
このカレンダーをイメージしたデザインになっているということ。
DMがイベントの前に見るものであるのに対し、
お土産はイベントの後に見るものなので、
来場者の何パーセントがこの仕掛けに気付くかは疑問だが、
DMに記された矢印には、複数のブロックの繋ぎとなる
例の凹凸までがしっかりと刻まれていた。
紙DMにさまざまな仕掛けを盛り込んでいることに加え、
PCサイト、ケータイサイトとの連動を図り、
おまけにプレゼントの当たるゲームまで付いているというフルスペックDMは、
DMにかかわるリソースが豊富な凸版フォームズさんならではかもしれないが、
DMとお土産のデザインまでコーディネイトされているのは、
なんとも心憎い限りである。