トップインタビュー

2005年7月27日

昨日は福助(株)の吉野社長のインタビューだった。
同社は今年、大宮駅構内に「transit」という直営店を出店した。
これは、従来、ライセンスブランドを強化する中で、
自社の商品開発力が低下しているとの反省の元、
直営店を通してお客様の動向をダイレクトに把握し、
オリジナル商品の開発や、提案力を強化しようというのが狙い。
今後は、成熟した靴下のマーケットにおいて、
従来とは一味異なる、新製品開発を進めていくという。
面白かったのは、クールビズの影響で、世のおじさん達が、
自らファッションの購入に乗り出しているという話し。
これは、アウターウェアに限らず、靴下や下着についても同様だという。
これまで、おじさんの靴下や下着の購入は女房達が担ってきたため、
ただひたすら安く、手軽に購入できることが重視されてきたが、
おじさんたちが自ら「買い場」に乗り出してきたことで、
高付加価値商品が売れ始めているのだと言う。
おじさん達がファッションに気を使い始めて、
街の風景がおしゃれになるのは、好ましいことに違いない。
おじさん、がんばれ!